PJCS2021予選36位 黒馬バドレックスビート【ランクバトルシリーズ11対応】
ごきげんよう、ぞいやです。
ダイパリメイクまで1週間を切ったタイミングになりますが、ランクバトルはシリーズ11(禁伝1匹、ダイマ有り)ルールに変わったこともあり、構築組み直しに苦戦している方も多いかと思います(私も試行錯誤中)。
そこで、同一ルールで4月に開催されたPJCS2021予選で36位(レート1765)を達成した黒馬バドレックス構築を紹介したいと思います。
とは言っても、この構築自体、某ポケモン強者様の構築を8~9割方真似ているので(リバティノート様参照)、「構築経緯」には主にこの構築を使う前の試行錯誤を記載し、努力値調整とわざの意図は変化点以外は割愛し、選出の解説に注力します。
レンタルパーティ
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構築経緯
2021年2月当時、禁止伝説ポケモンを使えるルールということで様々な組み合わせを試していた中で黒馬バドレックスに出会う。禁伝の中では耐久面に不安があることからきあいのタスキを持たせた。ガオガエンやポリゴン2の対処に困ることが多かったため連撃ウーラオス(もちもの忘れた)を、サイコフィールドでふいうちから守ったり悪タイプへの打点があることからカプ・テテフ@こだわりスカーフを、S操作が欲しくエルフーン@脱出ボタンを採用。ダイマックスするイベルタル、ガラルファイヤーおよびランドロスが重く、これらに対抗できるダイマックスエースを考えたところとつげきチョッキボルトロスをすぐに思いつき採用。
ここまではすんなり決まったが、この構築には大きな問題が残っていた。ダイマ適正が高いポケモンがボルトロスしかおらず、他のポケモンで相手のダイマポケモンに対抗するには流石にパワー不足だった。ボルトロスが転ければそのまま試合を落とすことが多かった。
そんなある時、某ポケモン強者がこだわりハチマキウーラオスとメガネカプ・テテフを採用しつつ5匹が重複しているパーティを使っていることを知り、(パクもとい)試してみることに。今まで少し足りないと感じていた火力が持ち物により見事に補われた。
最後に、マンムーについては、バドレックスが選出できないほどのガチガチなイベルタル軸に対し、ボルトロスと組み合わせて強めに出られる点を評価し採用に至った。
個別紹介
バドレックス(黒馬)@いのちのたま
性格: おくびょう
技: アストラルビット/ワイドフォース/サイコショック/トリック
実数値: 175-X-101-217-120-222
努力値: 0-0-4-252-0-252
バドレックスで嘶きを発動させながら全抜きするのが理想。
性格: ようき
実数値: 155-166-91-X-101-179
努力値: 4-244-4-0-4-252
かわらわりは壁オーロンゲおよびキョダイラプラス対策。割っておけばバドレックスの通りが一気によくなる。耐久調整については諸説あるが、脳みそ筋肉な私はASブッパにした。
カプ・テテフ@こだわりメガネ
性格: おくびょう
技: マジカルシャイン/サイコショック/サイコキネシス/シャドーボール
実数値: 151-X-96-176-136-161
努力値: 44-0-4-204-4-252
とにかく火力が欲しい。テテフで倒し切らなくてもバドレックスの圏内に押し込めればよし。ふいうちを透かしたいときは後発に置くことも多い。
性格: おくびょう
実数値: 136-X-105-129-95-184
努力値: 4-0-0-252-0-252
最終手段トリル返し搭載。
性格: ようき
技: すいりゅうれんだ/インファイト/れいとうパンチ/アクアジェット
実数値: 176-182-120-X-80-163
努力値: 4-252-0-0-0-252
とにかく火力が欲しい。相手のトリル要員を狩る役割もあるので尚更である。
マンムー@たつじんのおび
性格: いじっぱり
技: じしん/つららおとし/こおりのつぶて/まもる
実数値: 185-200-100-X-81-132
努力値: 0-252-0-0-4-252
弱点をつくシチュエーションでしか選出しないのでたつじんのおび。エルフーンと共に先発させておいかぜ+じしんで味方エルフーンの襷を割って早期退場⇨ボルトロスと並べる動きも一考。
選出例
基本選出
後発: バドレックス+ボルトロス
ねこだましからエルフーンを守りながらおいかぜで上を取れるようにし、ひたすら殴る。相手にふいうち持ちがいるときはテテフを後発にすることもある。
エルフーンミラー
後発: バドレックス+残りの誰か
エルフーンミラーでは、こちらがおいかぜを使った直後にトリックルームで返されるのが最悪なので、初手はマジカルシャイン+攻撃技をエルフーンに集中して倒す。
トリルミミッキュ +バドレックス
後発: バドレックス+残りの誰か
当時、相手の先発はガオガエン+ミミッキュのことが多かったので、ねこだましをサイコフィールドで封じつつ、すいりゅうれんだ+マジカルシャインでミミッキュを倒す。
オーロンゲ+バナコーザシアン(当時流行ってた晴れザシアン)
後発: ボルトロス+バドレックス
カプ・テテフを先発させるとひかりのかべ+ザシアンのみがわりが厄介なので、マンムーでじしんを打つ(きあいのタスキ破壊!!)。壁を貼られたらボルトロスのかわらわりで破壊しバドレックスで詰める。(なお、当時の環境では壁を貼らないオーロンゲも一定数いた。)
一直線に勝てそうな選出を考える。バドレックスは出せないことが多い。
最後に
当時の大会環境に存在しそうなパーティには一通り負けないようにしていたつもりでしたが、それにしても上手くいったと思います。これをきっかけに私はバドレックスを崇拝することになります。冠の雪原本編でも信仰心を力としていたポケモンなので、私から力を吸い取って今後もますます活躍することでしょう。
↑この時のケーキはちゃんと近所のケーキ屋さんで選んだものになります